Humor and Knowledge

HumorとKnowlegeを大切にしたい人のブログ

001:書きたい欲はいつも音楽から(私がオタクになったきっかけ)

中学生の頃、教室の端っこでウフウフ笑っている二人の女の子がいて、彼女たちはいわゆる女子グループの種類別で行くと、オタクグループだった。典型的だけど、ちょっとぽっちゃりとした一人と細すぎるもう一人、いつも早口でお互いボケとツッコミを繰り返しながら、漫画の話で盛り上がっていた。(と思う)

 

私は、どのグループにも属さず(属せなかったともいう)、色々なグループを渡り歩いていて、その子たちともよく漫画の話をしていた。だから、漫画をよく貸してもらってもいた。

 

ある日、「いやーこれはさー、人を選ぶからさー、HandKには違うかもしれないんだけどさー」とうっすらと笑いながら差し出されたのは、

 

「グラビテーション」

 

ーーー知る人ぞ知る名作。これを好きな人に悪い人はいないんじゃないか、と思わせる名作。絵柄が巻を追うごとに変化する(だけど由貴の美貌だけは変わらない)あの名作。

 

BL(名作もとい迷作)だ。

 

差し出された袋の中を覗き込み、ビニールカバーのかかった(個人的オタクポイント)その漫画を見ても私にはいまいちピンとこず、「面白ければなんでも読むよ〜」とヘラヘラ笑いながら言えば、その子は「これね〜ゲイ、ホモ漫画なのね、だけどすっごい面白いから読んでみて、あっ無理なら無理でいいから、無理はしないでいいから」といつもの早口で言った。

 

「あっ…!そうなんだ、大丈夫私そういうの偏見ないから!」

 

なぜか急に体が火照り、早口で気づいたらそんなことを口走っていた。本当にとっさに「あっ!」て出た。なんでかすごい恥ずかしくなって、頭が真っ白になってしまい、そのあとのことを覚えていない。

学校から家に帰って、すぐに自分の部屋に閉じこもり、5巻まで一気に読んだ。最初の絵柄があんまり好みじゃなかったけど、「味噌汁にカリフラワー(ブロッコリーだったかも)」のインパクトとその怒涛の笑いに引き込まれた(まさに引力…)。

 

翌日、新しい世界を知った私は、「どうだった〜」と聞いてきた彼女たちになぜか口頭ではなく手紙で感想を述べた。曰く、

 

「禁忌とされている同性を愛してしまうのって、真実の愛だと思う。美しい。」

 

ーーー気持ち悪い。中学生の私、気持ち悪い。何がってその自己陶酔感、なんか、ホモ漫画を見て興奮しつつ楽しんでしまった自分に罪悪感を感じながらも面白すぎて好きじゃないふりができないからこその、このやっちゃった感がものすごく気持ち悪い。

 

多分、彼女たちは悟っていたと思う。あ、こいつ好きなんだな、同志だな、って。だから続きをすぐに読ませてくれた。

 

洪水だった。

 

世界が開けた。

 

こんな面白い漫画があるなんて!

 

この面白さ半端ない!

 

なんかもう、すごい開眼した。そのあと自分でも買い揃えた。画集も買ったよね。

 

中学卒業して、彼女たちとはそれっきりだったけど、私の人生を変えた出会いの一つだ。だって私そのあと、隠れオタクまっしぐらでしたから。その後「白泉社」というラブファンタジー系が得意なところの「花とゆめ」に出会ってしまって、ある漫画を読んでどハマりし、サイトを作った。二次小説とイラストの。もう二桁年数続けてるからさ、オタクと言ってもいいよね。グッズとか集めたりはしないけど。最近更新してないけど。

ちなみにさ、夢小説メインになったんだけどさ、web拍手とか置いてさ、同盟とか色々入ってさ、隠しリンクとか貼ってさ。「3行以上のちゃんとした感想をくれたらパスワードを渡します」なんて言ってさ。あの頃、本当に楽しかった…はためから見れば気持ち悪いかもしれないけど、楽しかったし毎日ドバドバ妄想して小説書いてた。

漫画にそこまでどハマりさせたのが「グラビテーション」だった。グラビがBLだから、いまもBL結構読むけど、色々巡った結果夢に落ち着いた。70%夢で、残りがカップリングとBLだな。だから総合してオタク。だと勝手に思っている。何か名称あるのかな。

見た目のおかげなのか見た目のせいなのか、私の隠しスキルが高いのか、周りにオタクとバレず、今までオタクの友達って中学の彼女たちだけなんだけど、年がら年中妄想してたし、留学してた時も学校のパソコンで二次小説読んでた。日本語だったから、バレなかったし!院生時代、めっちゃかっこつけてた時も頭の中では脳内彼氏ときゃっきゃしてた。研究発表した夜とか、めっちゃ褒めてもらった。Pixivができて、めっちゃオタクにとって便利なもんができたと戦慄しながら、サイトの文化が廃れていく気がして怖かった。(自分のサイト更新してないくせに)でも、Pixiv愛してる、Pixiv様様。

 

でさ、すごい話は逸れたんだけどさ、何が言いたいってさ、私は小説を書くとき、必ず音楽が必要なんだ。なんかそのキャラクターやストーリーに合う音楽が。このカップリングのBGMはこれ!とかある。そういう人って多いのかな。

 

それでさ、今いい歌が見つかったからね、小説書きたいなっていう、そういう話がしたかったんだけど、気づいたら思い出話してたな。引力に引きずられたな、ウフウフ。

 

もうちょっとアカデミックな話とかで開幕したかったんだけど、しょっぱなからずれた。ファッションについてとか英語についてとかで始める気だったのに、なにこれ。

 

そんなオタクがこれから色々書いていきたい、ごった煮のブログになります。

あ〜〜これ書くの、楽しかった!自己満足ですっごい満たされてる…!